グループ紹介
心不全は様々な原因により引き起こされ、その治療戦略も多岐にわたります。当院ではガイドラインを基本としながら、個々の患者さんに合わせて、全人的な治療を行っています。心エコー、CT、MRI、核医学検査、心臓カテーテル検査など必要な専門的検査を適応を見極めながら行っています。また、あらゆる領域の専門家と密に連携することで、集学的な治療を可能としています。
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メンバー朝倉 正紀、内藤 由朗、閔 庚徳、江口 明世、菅原 政貴、東 晃平、大星 真貴子、真鍋 恵理、曽山 裕子、
大門 愛加、砂山 勇、松本 祐樹、大野 純一
心臓リハビリテーション
心臓リハビリテーションは、弱ってしまった心臓の機能を取り戻したり、もう一度病気にならないために、運動や生活指導を取り入れて、患者さんに病気を理解して向き合っていただくための分野です。
医師・看護師・理学療法士・作業療法士がチームを組んで各患者さんの治療を担当しています。
また患者さんごとにチームで検討を行って、最良の治療を行っております。
入院患者さんには、集中治療室での治療が必要な段階から、我々チームが共に支えます。
退院後も外来で心臓リハビリテーションを行ってもらっています。
診療・見学について
心臓リハビリテーション外来を受けるためには、循環器内科外来での事前の診察と予約が必要です。
ご興味がある方は内科外来(TEL 0798-45-6200)にご連絡ください。
心臓リハビリテーション専門外来
他施設からの専門チームの見学や研修も受け入れています。
ご希望の施設は循環器内科医局(TEL 0798-45-6553)までご連絡ください。
心臓リハビリテーションの保険診療適応疾患
- 急性心筋梗塞
- 慢性心不全
- 開心術後
- ペースメーカー植込み後
- 閉塞性動脈硬化症
検査紹介
心エコー図検査は、心電図・レントゲン検査と並んで、循環器診療に欠かせない検査の一つです。循環器領域のいかなる疾患であっても、診断・病態把握・合併症の検索などに心エコー図検査は欠かせません。また、被爆がなく非侵襲的であり繰り返し行うことが可能で、患者さんの負担が少ない検査の一つです。
たとえば、循環器疾患の中でもっとも多いと考えられる高血圧症では、左室肥大や左室流出路障害の有無、心機能の評価が治療薬の選択においても重要です。また弁膜症においても、診断や治療方針決定において、心エコー図検査は必要不可欠な検査です。当院では最新の2Dスペックルトラッキングや3Dエコーを用いて評価を行っています。また、実臨床においては安静時の検査だけでは診断が困難な場合もあり、このような症例では運動負荷エコーを行っています。運動負荷心エコー検査は、エルゴメーターを用いて負荷をかけることで、労作時息切れなど、症状の原因を探る検査です。